2009年6月4日木曜日

第4回 太陽+コモンズ大学

コモ大、4回目。京都からの入学者も。 檜垣立哉さんの文章を味わいつつおしゃべり。
よく吉本は、これまでの日本の学問などは、薄っぺらな外国思想密輸入業にすぎず、自前で考えなければならないと檄をとばしてきたのですが、いくつかの留保はあれど、それはひどくまっとうな感覚で、そこで要求されている<独力でやる>ことのつよさは、何かを考える以上絶対に不可欠なのではないかと想います。それに広くいえば(別に吉本的というのではなく)、横のものを縦に移して何かをいったことにするのではなく、こうした思想の独力性をまじめに捉えていく世の中にぼちぼちなってきているとおもいます。また実感として、こういうように自分で考えた言葉でなければ、大学生は誰も聴きません。その点、変ないい方ですが、私は世の中も大学も捨てたものではないと想っています。本当に底力のある何かが生まれるのは、いろいろな意味で廃墟のあとなのかもしれません。
http://ningen.hus.osaka-u.ac.jp/higakiweb/higakiweb,koremade.index.html
おおー。われわれも廃墟のあとでたちあがるぞと怪気炎。日の丸をどうするか、というのでひとしきりもりあがる。ファイヤー。




太陽+コモンズ大学
毎週金曜日19時頃〜
カフェコモンズ(摂津富田)